「小学校の英語授業は楽しいけれど、中学校に入った途端にわからなくなる」
「単語をローマ字読みやゴロ合わせでしか覚えられない」
そんな日本の英語教育が抱える課題に対し、今、大きな一石を投じているのが「サイエンス・オブ・リーディング(読書の科学)」に基づいた指導法です。
先日開催された「カナダ式脳科学フォニックス®️認定講師講座勉強会」では、
小学校・中学校、そして個人教室の先生たちが、
全米で注目されている教材『UFLI Foundations』などを活用した成果を報告しました。
現場で何が起きているのか、その熱い内容を詳しくお届けします。
1. 小学校現場の危機感:会話重視の裏に隠れた「丸暗記」の限界
小学校の外国語活動・外国語科では、現在「会話(コミュニケーション)」が非常に重視されています。しかし、現場の先生からは切実な悩みが漏れています。
- 文法を教えずに長いフレーズを丸暗記させる苦労
- 耳からの情報だけに頼るため、ワーキングメモリーが低い子が脱落してしまう
- 文字指導が制限されるため、中学校での「読み書き」のギャップに苦しむ
ある小学校の先生は、この状況に危機感を覚え、
授業の冒頭10〜15分に「ブレンディング(音を繋げて読む練習)」を取り入れました。
すると、今まで「英語が苦手」だと思い込んでいた児童たちが、
音を聞いて文字を書けるようになるという驚きの変化が見られたのです。
2. 特別支援や「英語嫌い」の子が輝き出した
今回の報告で最も感動的だったのは、
特別な支援が必要な児童や、場面緘黙(かんもく)傾向にある児童の変化です。
クラスで全く発言できなかった子が、先生の出す音を聞いてアルファベットを書く
「オーディトリー・ドリル」の時だけは、誰よりも早く、
しかも美しく文字を書く。
そんな光景が多くの学校で見られました。
「話すのは苦手だけど、ルールの仕組みがわかるフォニックスなら自信が持てる」
そんな児童が増えたことで、クラス全体の雰囲気がポジティブになり、英語に対するハードルが劇的に下がったといいます。
3. 中学校での挑戦:15分の帯活動が変えた生徒の意識
中高一貫校での事例では、
毎時間の最初の15分をUFLIのレッスンに充てるという徹底した実践が報告されました。
導入後の生徒たちの変化
- 単語テストの合格率アップ: 惜しい間違いが減り、再テストのスパイラルから抜け出す生徒が増加。
- 発音への自信: 「かっこよく発音するのは恥ずかしい」という空気が消え、ネイティブに近い音を出すことを楽しむ文化が定着。
- リスニング能力の向上: 「海外アニメを字幕なしで聞き取れるようになった」という中3生も現れました。
驚くべきは、半年間という短い期間でも、音への意識が劇的に変わった点です。
「RとLのスペルミスが減った」という声は、指導の正確さを物語っています。
4. 44点アップ!個人教室で見られた「奇跡の逆転劇」
さらに、個人教室からは中学1年生の劇的な成績向上事例が紹介されました。
英語だけが苦手で、100問単語テストで10点台しか取れなかった生徒が、
「音素(サウンド)」と「シラブル(音節)」を意識した読み書き指導を数ヶ月受けた結果、
92点を獲得。定期テストも20点台から60点台へと、44点のスコアアップを果たしたのです。
これは、単なる暗記ではなく「なぜそう書くのか」という原理原則を学んだことが、
生徒の自信と学習意欲に直結した結果と言えます。
5. 現場の先生たちへのメッセージ:まずは15分から
報告会の最後には、共通してこのようなメッセージが語られました。
「完璧を目指す必要はない。まずはやってみて、
自分のクラスに合わせてカスタマイズしていくことが大切」
日本の公立校では、授業時間の確保やカリキュラムの制限など、多くの壁があります。
しかし、たとえ週1〜2回、わずか15分の「音のトレーニング」であっても、
子供たちが一生使える「英語の基礎力」を授けることができるのです。
結びに
学校現場にSoRの考えを導入するー
無謀なチャレンジだと言われました。
学校の先生は忙しい。
カリキュラムはびっちり決められていて融通が効かないのです。
上から言われたことをこなすだけで精一杯な状況、
そんな中新しいプログラムを導入するのは難しい、
そう言われたんですね。
でも、
カナダ式脳科学フォニックス®️認定講師講座で学んだ
学校の先生たちは諦めず
こんな素晴らしい結果を伝えてくれました。
私はよく、「SoRがすごいのは分かるんですが、どうやって現場に導入したらいいのか?」
という質問を受けます。
その答えが今、少しづつわかってきているかと思います。
脳科学的に証明された英語の学習法で、
日本の子ども達が変わり始めています。
どんな子にも英語が「できる」を実感してもらう。
私の夢の実現が、どんどん近づいてきているのを感じます!

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