英単語を暗記するときにとても便利なフラッシュカード。
私も、子どもたちの英単語学習のために使用しています。
フラッシュカードを真面目にすれば英単語は覚えられる!
そう思っていましたが、
2022年に発表されたScience of Readingという英語指導要綱によると
フラッシュカードだけでは英単語を本当の意味で覚えるのは難しいと言われるようになりました。
▶Science of Readingについてはこちらに詳細を投稿しています↓↓
というのも、 フラッシュカードで暗記できるのは「目で見た記憶」。
mapという英単語をフラッシュカードで覚えた場合 /m//a//p/というアルファベットの並びを覚えていて、
ひらがなを読むように読む音を導き出しているわけではないからです。
目で見た記憶は、使い続けないと忘れてしまいます。
一体どれだけの単語を毎日忘れない程度の刺激量で見続けることができるでしょうか?
それはとても難しいですよね。
英単語をひらがなを読むように読む力=ディコーディングは身に付きません。
ディコーディングとは、 言葉を考えたり、音を聞いたりしたときにそこから英単語のスペルを導きだす力、 単語を見た時にひらがなを読むように読める力です。
「マップ」という音を聞いて「map」と書ける力、
あるいは「map」とみて「マップ」と読める力になります。
この力が、視覚刺激で丸暗記するフラッシュカードだけでは身につきません。
丸暗記が苦手なお子さんや ディコーディングがなかなか自分では導き出せないお子さんには
英単語がただのアルファベットが名列したもので、ひらがなを読むようには読むことができません。
〇〇式といったフラッカード学習では、
その視覚刺激に対して暗記したものを読んでいますが、
全く知らない英単語だったとしても、
自分からなんと書いているか読めるようになるためには、
フラッシュカード学習では到底追いつかないんですね。
英語ネイティブが幼稚園から意識して学ぶシラブルと、
今、ネイティブの英語教育のも最重要視されてきているディコーディングについての
講座動画です。
ぜひこの機会にお受け取りください!
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